-
2040年問題と看護
図表1 厚労省 新たな地域医療構想等に関する検討会取りまとめ 2024年12月6日 新たな地域医療構想が2024年12月に取りまとめられ公表された。新たな地域医療構想は2040年を目標年としている。…
-
地域連携パスの過去・現在・未来
図1 国立病院機構熊本医療センター 大腿骨頸部骨折の地域連携パス ここでは地域連携クリティカルパス(以下、地域連携パス)の基本理念を見ていこう。その歴史や、診療報酬の変遷、医療計画との関係、新たな…
-
クリティカルパスの過去・現在・未来
図表1 著者が始めて出会ったクリティカルパス(1995年3月シカゴ) わが国でクリティカルパス(以下、パス)が導入されたのが1990年代半ば、それからはや30年が過ぎた。今ではパスを使うのが当たり前…
-
高額療養費制度の見直しのポイントと課題
高額療養費制度とは、月100万円もかかる医療費でも、3割負担の自己負担分30万円を丸々払わずとも、年収に応じて決まる自己負担限度額例えば8万円まで払えばよいという制度だ。経済的な心配をせずに…
-
日本から薬が消える日
これまで「薬はあって当たり前」と思っていた。しかし、その薬が消える日がすでに始まっている。2020年、先進各国で上市されている新薬243品目の7割にあたる176品目が日本では上市されていない。この未承…
-
誤嚥性肺炎地域連携パス
高齢者救急が増えている。高齢者救急には誤嚥性肺炎、尿路感染、心不全が多い。こうした高齢者救急がいったん急性期病床に入院すると、入院期間が長期化し急性期病床を占拠する。こうした事態を回避するため、202…
-
身体拘束の現状と課題~身体拘束の最小化を目指して~
身体拘束が、医療現場では患者の治療上の必要性や安全のため、いまだにまかり通っている。人が人を縛るということ、自分が人によって縛られることがどんな事であるかを改めて考えてみてほしい。急性期医療、精神科…