
急性期病院のあり方と外来分離
医療マネジメント学会(監修), 武藤 正樹 (企画・編集)
じほう
2002
ISBN:
978-4840730143
医療マネジメント学会主催の医療連携セミナーで発表された事例をもとにまとめる。21世紀の急性期病院像とその接近法について論じ、急性期病院の外来事例を多数紹介する。 001年3月の医療法改正のトピックスであった病床種別の変更。2003年8月の猶予期間終了を前に、全国の医療施設は、急性期か、はたまた慢性期かの機能選択を迫られています。「そのような状況下で、今、病院は何をすればよいのでしょうか?」、そんな素朴な疑問に答えるために編集されたのが本書なのです。本書は、医療マネジメント学会主催の医療連携セミナーの講演者を中心に執筆をお願いし、これからの病院、特に急性期病院のあるべき姿についてまとめていただきました。病院機能分化と外来機能の質的変遷をテーマにした総論を皮切りに、求められる急性期病院像を探る試論が紹介され、そして、外来事例、外来縮小事例、中小病院事例、海外事例など豊富な事例を基にした各論が続きます。