
DPC時代の病院医薬品マネジメント
恩田 光子, 木村 憲洋, 武藤 正樹 (監修)
じほう
2004
ISBN:
978-4840732901
DPC時代に突入した病院はどうすればよいのか?この問いに、医薬品マネジメントの観点から応える一冊です。DPCの概要を簡単に説明した総論から始まり、医薬品の質的管理に重きをおきつつ医薬品マネジメントに力を入れる国内事例を掲載してあります。また、先駆的な事例として、すでに包括払いが導入されている米国での事例を検証しているので、来るべきDPC時代の病院経営と薬剤師の姿を探ることができます。主として米国における医薬品をめぐる時代の変化を下敷きに、これから日本でもおこるであろう医薬品マネジメントのながれを展望している本書では、「DRG/PPS」、「フォーミュラー管理」、「医薬品使用評価」、「PBM」、「クリティカルパス」、「ジェネリック医薬品」、「ファルマシューティカルケア」などがキーワードとなっています。こうしたキーワードがこれからの病院薬剤師のあり方を変えるのはほぼ間違いがないでしょう。新たな時代の医薬品マネジメントの片鱗を体感できる実践書です。