エッセーの投稿

聖書による投資の勧め


 

 聖書にはタラントという言葉がよく出てくる。もともとはタラントとは貨幣の単位だ。同時に才能(タレント)の意味もある。

 タラントはもともと古代の貨幣や重量の単位だ。タラントは地域によって違うけど、 例えばヘブライのタラントは約34kg、ギリシャのタラントは約20kgの重さだそうだ。また1タラントは約6000デナリオンで、これは日雇い労働者の16年分の賃金に相当するそうだ。

 この「タラント」が才能(talent)という意味を持つようになったのは、聖書の「タラントのたとえ」(マタイ25章14~30節)からだ。このたとえ話は以下だ。主人が下僕たちにそれぞれの能力に応じてタラントを預ける。一人には5タラント、一人には2タラント、一人には1タラント。

 そして主人は旅に出る。5タラントと2タラントを預かった下僕たちは、それを使って商売し、それぞれ倍に増やす。 でも1タラントの下僕は、地面に埋めて隠してしまう。やがて主人が帰ってきて、下僕たちに成果を尋ねる。そして増やした下僕たちは「忠実なしもべ」として褒められ、さらに多くを任される。隠した下僕は「怠惰なしもべ」として叱られ、タラントを取り上げられてしまう。

 このたとえのメッセージは神から与えられた賜物(才能・使命)をどう生かすかを問うものだ。投資しないで地下に埋めたものは才能を隠すものとして嫌われたのだ。

 まさに聖書による「投資の勧め」ですね。

エッセーの更新履歴

最新10件