
昨日の衣笠病院の礼拝は赤松牧師の詩編104だった。詩編104は大好きな個所だ。自然賛美の宝庫と言ってもいい。山々、泉、動物、植物、太陽や月まで、すべてが神の知恵と恵みの現れとして描かれている。
「こうのとりの住みかは糸杉の梢。高い山々は野山羊のため。岩狸は岩場に身を隠す」(詩編104編17節,18節)。「主よ、あなたのわざはいかに多いことでしょう!あなたは知恵をもってそれらをすべて造られました。地はあなたの造られたもので満ちています」(詩編104編、24節)。地上の生物を始めとした万物の賛歌だ。
詩編は、複数の作者によって書かれた詩の集まりだ。詩編の作者は、まずダビデ王があげられる。150編のうち約73編がダビデ王によるものとされている。彼の詩は、喜び、悔い改め、感謝、苦しみなど、深い感情が込められてる。
つぎにダビデ王が任命した音楽家アサフの作になるところもある。たとえば詩編50編、73~83編だ。また神殿の聖歌隊の一族、コラの子らも詩篇42~49篇などを担当したとされてる。その他、ダビデ王の息子のソロモン王、モーセ、エズラ人エタンなど。
しかし多くの詩篇は実は作者不詳だ。民衆の自然への祈りや賛美として受け継がれてきたものから採録されている。詩編は聖書における万葉集と言っても良い。
