
2023年8月の暑い夏、オランダの環境交通省から横須賀の日本医療伝道会衣笠病院グループの衣笠老健にお客さまがあった(写真)。日本は産業ロボット先進国であることが世界的に有名だ。見学に来られた方も「日本の高齢者施設のITやロボットはさぞかし進んでいるのだろう」と思って見学に来られた。
しかし見学に来られて彼が最初に驚いたのが、老健にWiFiが入っていないことだ。「WiFiがなくてどうやってIT化を進めるんだ?」と言っていた。またロボットの使用状況にもビックリしていた。グループの特養で患者介助用のアシストロボットが使われずに片隅に追いやられているのを見て写真を撮っていた。「ロボットがもっと活躍していると思っていたが、使われていない現状も勉強になった」と言っていた。
さらにヒト型とロボットが体操を職員と一緒にしているのをみて「なんで職員が一緒にいるのだ?」と言ってまた驚いていた。
「IT・ロボットの日本の現状が見られて大変参考になった」と言って満足して帰っていかれた。