
今年のペンテコステ(聖霊降臨日)は5月24日(日)だ。ペンテコステはイエスが十字架にかけられた受難日から50日目にあたる。ペンテコステはギリシャ語で、その意味が第50日目と言う意味だ。この日に聖霊がイエスの弟子たちに降った日で教会の誕生日とされる。
時系列でいうとイエスが十字架にかけられた受難日が金曜日、その復活が3日後の日曜日、そして受難日から40日後にイエスの昇天があって、そして受難日から50日後に ペンテコステと言う順番だ。ペンテコスタではなんと3000人もの信徒が生まれた。そのことからイエスの受難と復活の物語のインパクトがいかに強かったかが分かる。
昨日の衣笠病院の朝の礼拝では、このペンテコステとイエスの受難日の話を吉住牧師からお聞きした。興味深かったのはイエスの十字架をゴルゴタの丘まで運ぶのを手伝ったキレネ人のシモンの話だ。シモンはアフリカのリビアのあたりにあったキレネと言う地方の出身で、その子にアレクサンデルとルポスがいる。ここまで一家の名前が出てくる登場人物は聖書にはめずらしい。
マタイ(27:32)にはこうある。「そこを出て行くと、シモンというキレネ人に出会ったので、 彼ら(ローマ兵)はこの人にイエスの十字架を無理に背負わせた。またマルコ( 15:21)では「そこへ、アレクサンデルとルポスの父で、 田舎から来ていたキレネ人シモンが通りかかったので、 彼らは彼を捕まえてイエスの十字架を背負わせた」。ルカ(23:26)では、「彼らがイエスを引いて行くと、 田舎から来ていたシモンというキレネ人を捕まえ、 十字架を背負わせて、イエスの後ろから運ばせた」とある。
こうした経緯から、シモンもペンテコスタの初代教会で洗礼を受けた一人になったのだろう。
