
年度末の忙しさがたたって帯状疱疹になった。最初、おへそのあたりのピリピリする前駆痛からはじまった。「あれなんだろう?」と思っていたら2~3日して朝起きたら、背中にかゆみがあり触ると皮膚がざらざらしている。「アッ!」とおもって鏡でみたら立派な帯状疱疹だった。土曜日だったので慌ててかかりつけ医のクリニックに電話して駆け込んだ。
医者は「いつ気が付きましたか?」というので「今朝」というと、「まだ時期が早いので薬が効くでしょう」と言ってアメナリーフ200㎎を2錠とカロナールを処方してくれた。薬局で受け取るとき薬剤師さんから「食後に必ず飲むように」と言われた。
痛みがなないので「いつ痛みがくるのかな?」と思いながら週末を過ごした。ところがいつまでたっても痛みがこない。「早く薬を飲んだせいかな?」と思ったが、皮膚の湿疹はどんどんひろがり赤味も増している。でもまるで痛くない。痛みがないので逆に気持ちが悪いくらいだ。
ネットで調べてみたら、帯状疱疹の痛みは個人差が強くて、痛みのない人もいるという。帯状疱疹になったことをフェイスブックに書いたら、長男が心配してきてくれた。でも痛くもなんともないので、日曜の午後、久しぶりに長男と長話をした。帯状疱疹のおかげで親子のコミュニケーションが深まった。
娘からはフェイスブックのメッセージで、「帯状疱疹ワクチン打っていなかったの?」と聞いてきた。たしかにワクチンはしていなかったので、「しておくべきでした」と答えた。
でもこんなに痛くない帯状疱疹だったら、感染しても気づかないで自然治癒してしまう人もいるのではないか?と思った。
後期高齢者の帯状疱疹は無痛性なのかとも思った。