エッセーの投稿
麦畑の星空(ゴッホ) ゴッホが片頭痛持ちだったことはよく知られている。片頭痛の前駆症状では「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれるきらきら光る星のようなものが見える。ゴッホの麦畑の星空の模様は、彼…
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「私は知恵ある者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さを意味のないもにする」。これは昨日の衣笠病院のチャペルでの聖句だ。ミッション局の佐野さんが引用した。この聖句は『コリント人への手紙 第一』第1章18-19…
ペースメーカーの父、田原淳 高齢者に多いのは失神発作だ。よくあるのは起立性低血圧で立ち上がる際に血圧が急激に低下し、一瞬意識を失って転倒する。その他、自立神経の調整不全による失神も多い。食後や排…
膿瘍とは被膜で覆われた膿の袋のことだ。よく皮膚の皮脂腺が感染をおこして皮膚におできができるが、あのおできの大物のことだ。おできをつぶすと溜まった膿がでてくる。 旧国立横浜病院の外科にいたころ、肛門…
ゴールデンウィークの連休の谷間の外来は、毎年新患でごったがえす。というのも連休の前半に具合が悪くなった患者が外来が開くと同時にやってくる。また後半の休みに備えて、老人施設などからの紹介患者が殺到する…
2022年9月に製薬企業のMSDが糖尿病薬のジャヌビアにニトロソアミンの一種のNTTPが検出されたと公表した。ニトロソアミンは発がん性物質である。以前、同じ糖尿病薬のメトフォルミンからもニトロソアミ…
2000年ごろに厚労省の医療安全推進室から頼まれて、ヒヤリ・ハット収集事業のお手伝いをしたことがある。全国の病院からヒヤリ・ハット報告を集めて分析し報告する事業だ。ヒヤリ・ハットとはハインリッヒの法…
医学用語にはドイツ語が多い。カルテ、アナムネ(既往歴)、ステルベン(死亡)、アストマ(喘息)、カテーテル、プシコ(精神病患者)など、手術器具の名前もドイツ語だ。コッヘル、ペアン、メッツェンなど。 …
「後医は名医」とは、先に診察した医師よりも後から診察した医師のほうが正確な診断や適切な治療を行えるという意味の業界ことわざだ。これは、後から診察する医師が過去の診断情報の結果を参考にできるため、より的…
旧国立横浜病院の正面玄関 著者が最初に就職したのが、横浜市戸塚区原宿にあった旧国立横浜病院だ。国立病院は戦前は陸軍病院、海軍病院だった。横浜病院は戸塚海軍病院だった。それが戦後、19…
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