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アドベント


 アドベント(Advent)は、ラテン語の「Adventus(到来)」に由来している。日本語では「待降節(たいこうせつ)」や「降臨節」とも呼ばれている。

 アドベントは11月30日に最も近い日曜日から始まり、12月24日のクリスマス・イブまでの約4週間をさす。今年は11月30日が日曜日だ。このため11月30日からはじまる4週間の期間だ。

 アドベントでは、4本のろうそくが1本づつ灯されていく。それぞれの1本のろうそくがクリスマス前の4つの日曜日を象徴している。アドベントはキリストの降誕に向けて心を整えていくための時だ。

 4本のろうそくにはそれぞれに意味が込められている。1本目は「予言のキャンドル(希望)」、2本目は「天使のキャンドル(平和)」、3本目は「羊飼いのキャンドル(喜び)」、そして4本目は「ベツレヘムのキャンドル(愛)」だ。

 ちょうど世の中は冬至へむかって日が短くなり、少しづつ暗くなるこの時期、毎週ごとにろうそくの灯が増えて、明るさを増す。ろうそくの光がひとつ、またひとつと増えていく。まるで闇の中に希望が芽生えていくようだ。

 そしてアドベントは待つことの幸せを感じる4週間だ。

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