
横須賀にある衣笠老健にも時々、海外から見学のお客さまがくる。2024年12月には中央アジアのカザフスタンからの一行が日本の高齢者施設の見学に訪れた。
一行はカザフスタンのアルマ・トイからの総合診療医32人で、そのほとんどが女医さんだった(写真)。アルマ・トイは旧ソ連邦のときにはアルマ・アタと呼ばれていた。アルマ・アタと言えば、1978年にWHO(世界保健機関)とユニセフの共催でアルマ・アタ宣言を出したことで有名な都市だ。宣言は「プライマリヘルスケアに関する国際会議」で、143か国の政府代表と67の機関(国際機関やボランティア団体を含む)が参加し、1週間にわたて行われた会議の最終日に出された。アルマ・アタ宣言では、「すべての人々に健康を(Health for All)」というスローガンのもと、健康が基本的人権であることを宣言した。
カザフスタンの女医さんたちは皆さん元気な方ばかりだった。ただ英語が通じず、ロシア語の通訳を介しての会話だった。皆さん日本の高齢化の現状に驚いていた。研修の最後に、カザフスタンの国旗のもと、元気に民族舞踊をうたって踊って、見学を終えた。
