エッセーの投稿

  • 街灯の明かりの下でカギを探す男

    街灯の明かりの下でカギを探す男

     夜道の街灯の下で男が何かを探している。通りかかった人が「何を探しているのか?」と尋ねると、「家のカギをなくした」と答える。一緒に探したが見つからず、「本当にここでなくしたのか?」と聞くと、男はこう答…

    続きを読む

  • 羊を右に、ヤギを左に

    羊を右に、ヤギを左に

     衣笠病院の聖書クラスで、マタイによる福音書25章31~46節の「イエスが羊を右に、山羊を左に分ける場面」が話題になった。なぜ羊は右で、ヤギは左なのだろうか?  これには右と左の象徴的な意味と、羊と山…

    続きを読む

  • 出血にはCT、梗塞にはMRI

    出血にはCT、梗塞にはMRI

     外来に70歳台の女性が家族に連れられてやってきた。9月初めから「ふらつき」「まっすぐに歩けない」「めまい」の症状が出たという。いまはめまいはなくなったが、ふらつきはあるという。しっかりお話もできてマ…

    続きを読む

  • 漢方の読み方がわからない・・・

    漢方の読み方がわからない・・・

    漢方薬が苦手だ。高校のとき「漢文」が苦手だったこともあって、漢字の読み方がわからない。  忙しい外来のなか、転居してきた新患さんの処方の中に「牛車腎気丸」が出てきた。この漢方を電カルの処方らんに入力し…

    続きを読む

  • タケプロンS

    タケプロンS

     8月1日にタケプロンSが発売された。普段、外来で処方しているランソプラゾールのスイッチOTCだ。SはスイッチのSだ。同時にオメプラゾールのスイッチOTCであるオメプラールSも発売された。そして6月に…

    続きを読む

  • 自宅での転倒

    自宅での転倒

     横須賀市にある衣笠病院グループの老健から、PTさんの訪問リハにときどき同行をしている。たいていの場合、患者宅にケアマネさんも来ていて、家族と一緒にサービス担当者会議になる。その会議の前に、患者さんに…

    続きを読む

  • 鎌状赤血球貧血

    鎌状赤血球貧血

     鎌状赤血球貧血は、日本ではあまりおなじみのない疾患だ。この疾患は著者が1980年代の後半、ブルックリンの救急外来(ER)にいたときよくお目にかかった。若い黒人の男性が体中の激痛を訴えて救急外来でのた…

    続きを読む

  • レナードの朝

    レナードの朝

      「レナードの朝」のレナード(ロバート・デニーロ)とセイヤー医師(ロビン・ウイリアムス)   1990年度のアカデミー作品賞の候補にもなった名作「レナードの朝」を久しぶりにビデオで見て、驚いた。映画…

    続きを読む

  • 精神科病床と身体拘束

    精神科病床と身体拘束

         ケリー・サペジさんの死を報じるニュージーランドの新聞  日本の精神病床数は35万床、先進各国の中で断とつ1位だ。世界の精神病床の2割が日本に集まっているという。しかしかつて1960年代、日本…

    続きを読む

  • 詩編の自然愛

    詩編の自然愛

     昨日の衣笠病院の礼拝は赤松牧師の詩編104だった。詩編104は大好きな個所だ。自然賛美の宝庫と言ってもいい。山々、泉、動物、植物、太陽や月まで、すべてが神の知恵と恵みの現れとして描かれている。 「こ…

    続きを読む

エッセーの更新履歴

最新10件