エッセーの投稿

  • ナイチンゲールの愛した聖句

    ナイチンゲールの愛した聖句

     フローレンス・ナイチンゲール(1820年~1910)が愛した聖句として広く知られているのは、詩編23編の「主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない」、「死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐…

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  • PCB中毒

    PCB中毒

     横須賀の衣笠病院で初診外来を担当している。ある日、外来に80歳台の男性が来られた。手にPCB(ポリ塩化ビフェニル)中毒という証明書のようなものを持っている。ただその証明書のような書類は折り畳みしわの…

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  • 閉塞性動脈硬化症(ASO)

    閉塞性動脈硬化症(ASO)

     80歳台のいつもは元気な商店街の店主が、息切れと左足の痛みで息子に連れられて外来やってきた。息子さんが言うには「普段は元気に店の仕事をしているが、最近、足のむくみと痛みが強くなって、歩けなくなった」…

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  • 消える水銀血圧計、水銀体温計

    消える水銀血圧計、水銀体温計

     外来診療の定番の医療器具といえば血圧計と体温計だ。昭和のころはいずれも水銀式の血圧計と体温計だった。血圧をはかるとき患者さんの腕にマンシェットを巻いてカフを押して空気を送り込み、静かにカフの空気を抜…

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  • 横浜の宣教医ヘボン

    横浜の宣教医ヘボン

     ジェームス・カーティス・ヘボン(James Curtis Hepburn)はあのヘボン式ローマ字のヘボンのことだ。ヘップバーンと読むのが正しい。もともとヘボンはペンシルバニア大学を卒業後、ニューヨー…

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  • おもしろ薬辞典⑯エチゾラム

    おもしろ薬辞典⑯エチゾラム

     エチゾラムは、抗不安、筋弛緩、抗けいれん、催眠作用でよく用いられる薬だ。商品名はデパスで、「お薬のみ外来」で定番の薬の一つだ。30日の処方制限のため、お薬のみ外来でよく処方する。  エチゾラムは、1…

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  • おもしろ薬辞典⑮ イベルメクチン

    おもしろ薬辞典⑮ イベルメクチン

     最近、老健で久しぶりに疥癬(かいせん)患者に出会った。数日前から両手の指が赤くなってかゆみが出たと言う。「白癬菌症かな?」と思って皮膚科に併診してもらった。そしたらなんと疥癬だった。皮膚トンネルに虫…

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  • おもしろ薬辞典⑭リチウム

    おもしろ薬辞典⑭リチウム

     長野の地方都市の国立病院にいたころ、医療安全の一環で患者クレームを担当していたことがある。患者さんのクレームは様々だ。医師や看護師に対するクレームには「なるほど、もっとだ」と思うこともあるが、中には…

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  • おもしろ薬辞典⑬ 正露丸とドラッグ・リポジショニング

    おもしろ薬辞典⑬ 正露丸とドラッグ・リポジショニング

     今回のテーマはドラッグ・リポジショニング(drug repositioning)だ。 日本語では薬剤再評価とか、既存薬の再活用とかいう。  正露丸は日露戦争のころから腹痛によく効く薬として知られてい…

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  • イクトゥス

    イクトゥス

     イクトゥスはギリシャ語で魚を意味する。魚はキリスト教や聖書と関係が深い。聖書に出てくる魚の逸話は多い。12人の使徒の4人が漁師だったことや、ペテロが魚の口から銀貨を見つけた話(マタイ17:24–27…

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